3アマの国家試験を受ける人への注意点
3アマの試験を受けて来ました。
当日はあいにくの雨模様、早めに家を出て試験会場に着いたのですが、先に4アマの試験が実施されていたので、教室には入れず建物内で待機です。
暫くして入室許可が出ると教室は受験者で埋まり、ざっと30名程度、内訳は女性2名、小学生2名、残りが男性で年配の方が多かったです。
感染防止対策が凄かった。
今回はコロナウィルスの関係で教室の出入り口にはアルコール消毒の液体ポンプが設置されており、着席は自由でしたが離れて座るように指示されました。
私の前に座っていた人は、ウエットティッシュで机上を丁寧に拭いていましたが、ベトベト感がハンパなく、まるで水を撒いているような感じでした。
問題用紙が紙なので、くっつかないか心配。
3アマの試験を受けた感想は?
法規:
項目 問題数
- 無線局の免許 2問
- 無線設備 1問
- 無線従事者 1問
- 運用 5問
- 監督 2問
- 業務書類 1問
- 無線通信規則 2問
- モールス符号 2問
合計16問
運用が得意だと楽勝な問題が多数ありました。また無線局の免許、監督、無線通信規則、モールス符号の各項目も2問ずつ出題されていたので、ここを押さえておくと点が取れやすい問題でした。
全体的に過去問をやっていれば、確実に点が取れる法規の問題でした。
無線工学:
項目 問題数
- 基礎知識 2問
- 電子回路 1問
- 送信機 2問
- 受信機 2問
- 電波障害 2問
- 電源 1問
- 空中線・給電線 2問
- 電波伝搬 1問
- 測定 1問
合計14問
無線工学は全体にまんべんなく問題が出題されていました。今回は計算問題が少なく難しい問題もなかったので、こちらも過去問をしっかりと、こなしていると解ける問題が多かったです。
3アマの国家試験を受ける人への注意点:
3アマの試験は過去問と同じ問題が出題されます。
但し数問だけ、答えとなる選択肢の内容の一部が変更されています。選択肢に少し言葉を足したり、選択肢の順番が入れ替わっている問題があります。
過去問をやれば、法規も無線工学も解けます。時間のない方は丸暗記で行けます。その代わり問題の選択肢ではなく、問題の解答を覚えること。