家族が認知症になった時の相談はどこ?
認知症になった父のケースで、私の体験談でお話します。
まずはお住いの市町村長の地域包括支援センターに電話をして下さい。
父の物忘れが酷くなり、銀行の通帳を失くしたり、道端で用を足したりと、おかしな行動が色々とあり、認知症ではないかと疑い、ネットで色々調べて認知症の相談窓口である地域包括支援センターに電話をしました。
色々とアドバイスをしてくれます。
詳しく説明すると下記の通りです。
担当ケアマネジャーを紹介:
担当ケアマネジャーを紹介されます。通ってる介護施設の苦情や要望や違う介護施設を利用したい時、介護全般に付いてのご相談が出来る担当ケアマネジャーです。
認知症外来の病院を紹介:
認知症外来(もの忘れ外来)の病院を紹介してくれます。病院では父の症状の説明、簡単な認知症のテストがあります。
因みに処方されるお薬は認知症の進行を遅らせる為なので治す訳ではないです。
認知症外来の受診では、外出や人とのコミュニケーションを積極的に取る為に、介護サービスのディサービスを受けるよう勧められます。
介護認定の申請手続き:
介護サービスのディサービスを受けるには介護認定の申請が必要です。地域包括支援センターの方がサポートしながら申請します。
まず指定された日に父の自宅で介護認定の面談があります。市町村長の職員、担当ケアマネジャー、父と家族の者も同席です。
父には簡単な認知症テストがあります。足上げをしたり手でグッパーをしたり。記憶のテストでは机の上に腕時計、ペン、メガネ、鉛筆を置き、見てもらい鞄に直します。
しばらく雑談をします。
先程、机の上で見せたモノを全て答えるのですが、父は全部答えることが出来ませんでした。30分ぐらいで面談は終了です。
約1ヶ月ぐらいで介護認定の結果が来ます。
父は要介護1でした。
ディサービスの見学:
本人の希望もそうですが、まず先にご家族の方がディサービスの見学をおススメします。
ディサービスは週1から通うことになります。送迎、お風呂、昼食のご飯もあります。5時間程度滞在している間、軽い運動マシーンをやったり、手芸や将棋、囲碁、カラオケ、簡単なパン作りも出来ます。春にはお花見もあります。
ディサービスの決め手:
食事の美味しいところ(見学でもご家族が試食出来ます)
- 食事が不味いと行きたくなくなります。
趣味が楽しめること
- 父は歌うことが好きだったのでカラオケ設備があったことです。
介護スタッフの感じが良い
- 介護スタッフの感じが悪いとダメです。
以上、3つのあてはまるディサービスを選びました。