バイク用品の失敗しない選び方
バイクを買ったら次に買う物はバイク用品です。バイクの色との組み合わせで、頭から足のつま先まで揃えたい楽しみがあります。でも高い買い物なので失敗だけはしたくないです。
バイク用品を試着をする為にバイクの大型用品店に行きましょう。
ヘルメット:
新品のヘルメットを購入して下さい。中古のヘルメットは絶対にダメです。外観でキズがなくてもヘルメットの中の発砲スチロールが衝撃吸収している可能性があります。
リサイクル店でよくヘルメットを販売しているのを見たことがありますが、私は怖くて絶対に買いません。
バイクライフを楽しむのに命を粗末にしてはいけません。
ヘルメットの試着:
被った時に顔や頭の締め付けがきつくなく、痛みもなく、ヘルメットを左右に動かしてみてグラグラと動かないか確認して下さい。
ヘルメットの種類には内装が取り外して洗える物と、取り外しが出来ない物があります。こちらは好みなのでどちらのタイプでも構いません。取り外しが出来なくても、ファブリーズを毎回かけていれば臭いは気になりません。
ヘルメットの中を確認:
ヘルメットの中や外観に貼ってあるシールを確認して下さい。
- スネル規格
- SGマーク
- PSCマーク
バイクの125㏄以下用のヘルメットには2と3が貼っています。3万円以上のヘルメットには1と2と3が貼っています。
詳しい説明は割愛しますが、スネル規格が付いているものは最高安全レベルのヘルメットです。大型バイクに乗る場合はスネル規格が貼ってあるヘルメットを購入して下さい。
夏用グローブ:
メッシュ型のグローブ、又は軍手の場合は手の平にイボイボゴムが付いている物を選ぶこと。試着して指の曲がり具合や指のタッチ、指の腹側にすべり止めが付いているか確認して下さい。
冬用グローブ:
暖かそうな冬用グローブでOKです。どんな冬用グローブでも真冬に2時間近くも走ると指先が冷えます。無理して1万円以上する冬用グローブを購入しても、ゴムやビニールの劣化もありますので7年ぐらいしか持ちません。
バイクに長いこと乗るのなら買い替えの時も考えて購入して下さい。
ブーツ:
大型バイクに乗る場合、足首を守る為にもブーツは買って下さい。事故を起こした時にねん挫で済ませるか、複雑骨折にするかの違いです。友人がブーツを履かずに転倒事故を起こして3ヶ月入院しました。
これは事実です。
それではまずブーツを試しに履いてみて下さい。屈伸をして、足首の曲がり具合、つま先のフィット感を確認して下さい。外国メーカーの場合は足のサイズがあまりあてにならないので気を付けて下さい。意外と小さい場合もあるので要注意です。
ジャケット夏冬共通:
背中、肘、肩、胸部プロテクターが入っているジャケットか、プロテクター単独の物を購入して下さい。どのプロテクターも必要ですが、特に胸部プロテクターは大事です。バイクライフを楽しみたいのなら装着して下さい。
夏用ジャケット:
メッシュじゃないと夏は暑くて大変です。また水洗い出来る物や替えのメッシュジャケットがあると便利です。
冬用ジャケット:
白色や淡い色はやめた方がいいです。雨や排ガスでジャケットが汚れて洗っても汚れが落ちません。黒色や濃い色のジャケットがおススメです。また革のジャケットは転倒しても破れず風も通さないのでこちらもおススメです。
冬用グローブと冬用ジャケットを同時に試着した時に確認して欲しいことがあります。冬用ジャケットの袖口に隙間がないか確かめて下さい。隙間があるとバイク走行中に冷気が入り手首が寒くて辛いです。
私の場合、確認を怠り隙間があったので、冬用ジャケットの手首に大きい輪ゴムを巻いて寒さを凌いでいました。またビニール系のジャケットは10年持ちませんので買い替えの時も考えて購入して下さい。
夏用ズボン:
ジーンズでも良いのですが、転倒した時に裂けて破れます。革のズボンだと破れないのでおススメです。
大型バイクに乗る人は膝パットが入ったズボンを、また単体のベルト付きの膝パットでも良いので購入して下さい。膝の皿は案外もろいです。
冬用オーバーズボン:
寒さ知らずのオーバーズボンで足のサイドにチャックが付いていると脱着するのに便利です。お尻のところがバイクシートの摩擦で劣化が早いので注意です。
バイクカバー:
外から見えないので盗難防止に役立ちます。また紫外線による劣化を抑えてくれます。意外とバイクの汚れは走行している時より駐車している時の方が砂や雨等で汚れます。高価なバイクはバイクカバーが必要です。
バイクロック:
チェーンロックやU字ロック、アラームが鳴るロック等、色々ありますが3点ロックした方が盗難のリスクが減ります。
3点ロック
- バイク本体のハンドルロック
- 前輪ロック
- 後輪ロック
前後輪ロックはなるべく地球ロックです。鉄の支柱にかけた場合はロックが地面から浮かすようにして下さい。そうすると切断されにくいです。
盗難保険:
盗難と言う不安要素を消してくれます。特に高額なバイクは加入した方が無難です。