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【生々しい:逮捕されてから釈放まで】僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話/著者 塚本堅一

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本の表紙を見て物凄いインパクトが!!!

思わず手に取って読みました。

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読んで行くと、

本には著者の顔写真が掲載されていたので、以前逮捕されたNHKのアナウンサーだとすぐに分かりました。

当時はセンセーショナルなニュースで現職のNHKアナウンサーが薬物使用の逮捕で派手に報道されていました。

 

それでは読んだ本の感想はこんな感じです。

 

本の感想:

NHKのアナウンサーが違法薬物で逮捕され、マトリの取り調べから社会復帰までを書いた本です。

 

考えが甘い:

著者はラッシュという薬物を学生時代から、また違法と言う感覚もなく気軽に使用していた。

NHKのアナウンサーになってからは学生時代とは違いストレスで吸いたくなり、学生時代に使用していたラッシュを偶然サイトで見つけ、全て合法だと言う、うたい文句を鵜吞みにして、そのサイトからラッシュを買った。

 

マトリをナメた結果:

ところがそのサイトはマトリに前々からマークされているサイトであった。

著者は本名でそのサイトに登録をしていて、ある日の朝にマトリが一斉に踏み込んで来て、そのまま任意連行される始末である。

 

1ヶ月後に釈放:

罰金刑で済み、拘留も1ヶ月で釈放されました。NHKのアナウンサーが違法薬物で逮捕と言う事件はセンセーショナルに報道され、その責任を取って懲戒免職になりました。

 

2年近く引きこもり:

人前に出ることを恐れ、著者は2年近くも引きこもり、このままではダメだと意を決して依存症の専門家に相談します。

 

依存症回復施設に通う:

依存症回復施設に通うことになるのですが、初めの頃は抵抗もあり心も開くことが出来なかった。

でも他の依存症の人達との交流で、少しずつ心を開き自分の悩みを話せるようになって来た。

 

社会復帰:

著者の経験である薬物依存をテーマにした話をするまでに回復。

薬物は決して使用しないのが大前提だが、薬物を使用してしまった人を必要以上に叩くのは孤立を深めさせ、社会復帰を遅らせる原因にもなり、また薬物に手を出すことになると、最後に訴えていました。

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読み終えた私の気持ち:

読みやすい本で、さらっと読めました。

人は一度でも過ちを犯すと、もうみんなと同じ社会には戻れないのが悲しいです。

著者の活動が少しでも社会復帰ができやすい社会になることを願っています。